「ムロヘンボク」って読みます
変木の王様だそうで、どうしてこんな木があるのかわかりませんが不思議な形で1本ずつ全く表情が違います。
ネズとかネズミサシともいわれるヒノキ科の針葉樹です。
ギャラリーに並べつつ
「パイ生地のこんなスティックみたいなお菓子あったよなぁ・・・」
「このサイズ感とか…お菓子のお家の柱に使えそう」
とか思ってしまいました。
銘木業界では曲がったような丸柱や山に生えているそのまま皮が付いた丸太などを変木(へんぼく)と言うそうで
成長過程で蔓が絡んでいたり枝同士が絡んでいたり、風の強さや育った地形、土の質など様々な要因でできた自然が作り出す逸品なのです
お茶室や床の間で使われるなど和風のイメージの強い変木ですが
洋風な中にも自然木が持つ魅力や面白さを取り入れるって、ちょっと楽しくなるんじゃないかなと思ったりします。
個性的であるからこそうまく利用することで他にはないものが作り出せたり
自然のものであるからこそ温かみがあったり癒し効果があったりするものですよね。
自然木、変木・・・面白さから興味を持ってもらえるのも「木の魅力」を感じていただけることに繋がっていくと思います